大容量データ通信サービス

携帯電話キャリア各社が大容量データ通信サービスを始めることを発表しました(もう始まっていますが)。

ドコモは家族向けにウルトラシェアパックという名称で50GB、100GB、個人だとウルトラデータパックで20GB、30GBというものが従来のシェアパックやデータパックの他に加わりました。

今迄は家族向けが30GB、個人向けが8GBが最初に入れる最大で(これらは9/23で新規受付停止)、あとは容量を使い切って速度制限がかかるとその都度追加で増やしたり、上限に達すると自動で1GBずつ追加される予約をしておくという感じでした。

 

割引きを利かせることができるというものの、たくさん使えば払う料金も増えるわけで、私は最初モバイルデータ通信だけでネットを利用していたのでだんだん通信費が嵩み、月に何度も速度制限がかかるたびに1GB追加申し込みしていました(そしてその申し込みサイトにつながるのが遅すぎで毎回弱っていましたが)。

ですので、家にあるモデムにWi-Fiルータを繋げて自宅にWi-Fi環境を作るという考えは自然に出てきましたし、Wi-Fiルータを買っても自宅でのインターネットはWi-Fiでできるから通信費がかからくなるため、その購入代金の回収は容易であると思いました。

 

なので、個人向けの大容量サービスの上限アップは独り暮らしだと自宅にインターネット環境がない場合はあり得るので理解できましたが、以前よりも大容量のシェアサービスは家族で住んでいる世帯はインターネット環境が自宅にある場合が多いだろうし、料金を考えるとWi-Fiルータを設置した方が安いはずなのに三社揃ってそういうサービスを始めたので需要はどんなところにあるのかなと思ったのでした。

格安SIMを使う人が増えているのも、単純にスマホ等の通信費にお金をかけたくないという意思の表れでないんでしょうか。

 

固定電話がない家世帯が増えてきたように、モデムもない世帯が増えているんですかね。