配偶者控除のそもそも論

この仕組みを考えている人達は男性目線だけから見ているように思えます。

それを導入することでどんな不都合が配偶者や世帯全体に起こるかという想定をしていないという風に思えるのですが、それはひるがえすと自分たちの身近なことでないから細部のツメが足りない(やらない)ということ、つまり男性だけ(女性でも男性目線しか持っていない人)で考えているという推測です。

どういう政治意図でやっているのかわかりませんが、掛け声やポーズだけといわれても仕方がないような。

これにより扶養内で働く方を主な労働力にしている企業まで労働時間を減らす人が増えると業務が回らなくなるということになっていますし、誰のための制度なのかよくわかりません。

 

もっとそもそもの女性が介護や育児をするものだということになっている問題や男女の賃金格差も根底にあると思いますが。