はじめての栗の渋皮煮①
秋の味覚の中では栗が一番好きです。
柿はどうも好きになれません。昨日500個摘んだそうですが私は関知しないマターです。
(たまに白和えに入れている小料理屋もやめてほしい)
栗の鬼皮むきだけは上達したこの秋ですが、そこから先をどうするかという考えがありません。
多分最終グループだと思われる栗が落ちたので(何回もそう思ったけど次がありました)、名前だけ知っている栗の渋皮煮というのを作ってみようかと思いました。
早速クックパッドでレシピを漁り、簡単にできそうなものをチョイスします。
栗を計量すると4kg位あったので4つに分けてとりあえず1kgを様子見でやってみることにします。
鬼皮をむく
選んだレシピは生栗の鬼皮をむくというところから始まりました。
このボウルには65個入っていて、むいた結果、
成功:39個
渋皮にキズをつけた:22個
虫入り:6個
でした。
生栗を茹でてからむくというレシピもありましたが、後の作業を考えると生栗の鬼皮をむく方が力を入れて実を潰したりすることがないので、個人的にはむきにくくてもこちらの方がいいように思います。
(テレビを見ながらむいたので1時間半くらいかかる)
渋皮にキズをつけると煮た際にそこが弱くなっているので実の膨張時に破れてしまうようです。
重曹で茹でる
栗を水から茹でます。この時に重曹を入れるのですが、重曹特集をやっていたためしてガッテンによると、重曹は沸騰すると効果はないので沸騰させなくてもいいです。
ここでの目的は渋皮についたケバだった皮を茹でて柔らかくすることで取りやすくすることです。
中まで火が通ると作業時に少しの力が入っただけでもボロっといってしまうのでどちらかというと火が通らないうちに上げることが大事だと思います。
沸騰前に上げるということだと、水から中火で10分というところでしょうか。
1回目。
親指の指の腹でこするような感じでケバを取ります。何回かこれをやるので完全に取れなくても大丈夫です。回を重ねるごとに実が柔らかくなるのでそれを想定してここでは多少強めでもありだと思います。
↓ケバの他にこういう感じで渋皮黒いスジが入っています。
これはヒモ 状のものがめり込んでいて、これを取るのも重曹で茹でることの理由のひとつですが、1回目では柔らかくならないので放置でいいと思います。まれに外れてゆで汁の中に浮遊していて、虫と間違えてビビりますが、栗につく虫は小型の白いイモムシみたいなものなのでそのこと頭に入れておくと間違えません。
2回目。ブレてしまいました。
2度茹でるとケバはだいぶ取れますし、黒いヒモも結構取れます。私が参考にしたレシピには竹ひごを使ってと書いてありましたが、渋皮に引っかけるとキズになるのであくまで指で取れるようになってからということにしたいと思います。
ここで時間が来てしまいました。
カレーうどんと杏仁豆腐も横で作っていたのでここまでで4時間半くらいかかりました。
続きは次回。