カインとアベル

見てませんけど、そういうタイトルのドラマをやっているようです。

由来は旧約聖書の創世記に登場する兄弟で、人類最初の殺人の加害者・被害者だとか。

 

ジェフリー・アーチャーの小説で表記は違いますが同じ由来の『ケインとアベル』という作品があり、ドラマ化もされ若き日のサム・ニールがケインを演じています(アベル役の吹き替えは先日「故」がついてしまった平幹二朗です)。

随分前に見たドラマですが、この名を聞くとこっちの方を思い出してしまいます。

映画でもよかったのではというくらいに凝っていて面白かったのでまたどこかでやってくれないかな。

こちらは双子のケインとアベルの人生が交錯する物語で、続編となる『ロスノフスキの娘』に繋がるアーチャーの初期の傑作のひとつだと思います(『大統領に知らせますか?』もありますが)。

アーチャーはこれらの作品で一気にスターダムに登りつめ、国会議員にまでなりましたがのちにムショ暮らしもしてますからね。

小説よりも奇なりとはこのことかもしれません。

 

 

 

 

ケインとアベル (上) (新潮文庫)

ケインとアベル (上) (新潮文庫)