一般人

韓国の朴大統領が機密情報を漏らしていたのではということで逮捕されてしまいましたが、深夜帯のニュースでは「親友の」と肩書き?が付いていました。

通常は勤め人だと「会社役員」とか「財団理事」などと書かれ、無職だとその旨名前の前後に付けられて報じられるのは我々は日常的に目にしていますが、「親友」ってそもそも客観的でもない概念なのに報道でくっつけるのはちょっとどうなんですかね(報道によるとこの方は無職のようです)。

別の日に、韓国情勢の専門家がこの人のことをどんな人物か問われて「ひとことで言うと還暦を迎えたオバさんです」と言っていてずっこけました。

そういう答えでないでしょ。

 

父親が新興宗教の教祖ということで、どれだけコントロールしていたかとか悪意があったかとかはわかりませんが、新興宗教が大日本帝国に入り込もうとした昭和初期が舞台の松本清張の『神々の乱心』を思い出しました。

 

神々の乱心〈上〉 (文春文庫)

神々の乱心〈上〉 (文春文庫)