紅白歌合戦の特別扱い

※以下の話は全てネットなどで拾った未確認情報に基づいて芸能界とは全く関係がない私が組み立てたフィクション考察です。

 

だんだん紅白の出場歌手・グループの発表が遅くなってきたのは、各芸能事務所がプッシュしたりバーターを持ちかけたりすることに対する交通整理のような作業というか調整のせいだと思われますが、今年の目玉は宇多田ヒカル安室奈美恵と言われています。

 

宇多田ヒカルは長期休養明けに朝ドラの主題歌を提供したり、SONGSにも久しぶりに登場しました。

安室奈美恵はオリンピック番組で何回も聴いた"HERO"であります。

 

宇多田ヒカルは復帰してから出演した歌番組が、生放送のミュージックステーションはじめ全て事前収録で生では出ておらず、紅白も生放送ですが出るのだったら収録でということが条件のようです。

 

安室奈美恵はフルコーラスでというのが条件だそうですが、紅白は出場歌手が多いので難しい要望のようです。

どちらもNHKからどうしても出て欲しいとそれこそ三顧の礼をもってみたいな感じでしょうけど、これらの条件が受け入れられるかどうかはともかく、他の歌手にしてみたら特別扱いという風に思う人もいるかもしれません。

 

それよりも特別扱いでおかしいのは事務所枠と言われる、各芸能事務所所属の歌手やグループに最高いくつまで枠があるとかいう話です。

見ている我々も芸能界地図というか、この歌手の所属事務所がどこだというのを知っている場合が増え、世に言う「ジャニーズ枠」に限らず、ホリプロがどうのとかいった表向きの顔ぶれの背後にはそういう面での調整があると知って久しいです。

単純に人気だけでみたいな話だと出演者のラインナップも違ってくると思いますが、最近はまずジャニーズありきみたいな感じで、昨年は全く歌が上手くない近藤真彦がデビュー何年記念ということだけで出場し、トリまでとっていました。さすがにこれはやりすぎだと思います。

一度確保した枠は返上しないみたいなことにもなっていて年々増えていき、ジャニーズに関心のない視聴者にとってはドッチラケであります。彼らはカウントダウンコンサートの方に出ていればいいんでないでしょうか。

和田アキ子が出れているのはホリプロの他の歌手や綾瀬はるかを出すならといったバーターだとも言われていますが、もし本当だったら全然ヒット曲もないのに連続出場というのもどうなのよと思います。何回も同じ歌を歌ってますし。

 

関係ないけど、「大トリ」という言い方は無くて本来は「トリ」だけなのに、「紅組トリ」「白組トリ」でどちらかが最後に歌うので「大トリ」と言うようになったのも物事を大袈裟に言いたい風潮のひとつに思えてなんだかなあと思います。

 

紅白歌合戦のことで知って一番驚いたのは、紅組と白組で争うというのは源平の合戦でそれぞれの幟が紅白だったことに由来するということです。

 

2016年11月24日追記

出場歌手発表があり、ここに書いた範囲で言うと、宇多田ヒカル出場、安室奈美恵不出場、和田アキ子不出場でした。

それにしても逮捕者が2人もいるのにSMAPのことを「国民的」という感覚はどうも理解できません。

 

紅白幕45cm×5間(9m)

紅白幕45cm×5間(9m)