ブレーキとアクセル

最近よく報道される高齢ドライバーの事故を自分が自動車を運転中にたまに思い出すのですが、あの事故でいつも言われるのが「ブレーキとアクセルを踏み間違えた」ということです。

ここで「自分はやらないから」と思ったら事故の第一歩だと思うので、「自分もそうしてしまうかも」とか「人はなぜそうしてしまうのか」という方向に考えてみるといい気がします。

 

通常の運転ではペダルをフロアまでというかいっぱいに踏み込むのはブレーキペダルだけだと思います。

アクセルは高速道路でもそこまで踏んだことはないし、聞いたことがある例ではサーキットのような特殊な環境でレーシングドライバーは踏みっぱなしということがあるそうですけど。

 

つまり、ブレーキを踏もう(止まろう)と思ってアクセルを思いっきり踏んだので起こったということです。

止まろうと思ったという時点で、前に行くか後ろに行こうかはわかりませんがドライバーの意志とは異なる動きを車はしていたということなんですが、動いていたことは確かなのでそこでは既にアクセルを踏んでいたということなのではないでしょうか(アクセルを踏まなくても進むクリープ現象の可能性もありますけど)。

アクセルを踏んでいるという意識があるなら別のペダルに踏み換えるとそれはブレーキなので止まるわけですが、

①そもそも最初からアクセルを踏んでいる意識がなく、踏み換えはしたけどそれがアクセルだったので踏み込んだら急発進になった

②アクセルを踏んでいる意識はあるけど焦りや老化などで踏み換えができなくてさらにアクセルを踏み込んで急発進になった

のどちらかの可能性だと考えられるのですが、どちらなんでしょう。

ブレーキを踏んでいると動かないので焦ることはないはずだからないと考えていいような気がします。

ブレーキやアクセルのどっちも踏んでなかったということも考えられるけど、車に乗った場合どちらかには必ず足をかけてますからこれは排除したいと思います。

 

NSXマニュアル車だから関係ないですね。

トミカ No.43 ホンダ NSX (箱)