道具の重さ

筆記具の好みは人それぞれなのですが、私はここ最近では何年もぺんてるのエナージェルを使っています。

(多分筆記具ランキングでは上位に来ないと思いますが)

リフィルも箱で買っているのですが、本体のグリップにポリウレタンが使われているようで、長いこと使っていると加水分解反応が起きてネバネバになってきます。

握りの感触はとてもいいのですが、これのせいで長期使用ができなくなり(拭き取ってもまたそうなる)交換したいのですがこの部品だけでは販売していないとぺんてるに問い合わせた際に回答されました。

リフィルを売っているんだから消耗品のひとつとして売ってくれてもよさそうなのにと思うんですけど、ペン自体安いのでそこまで使ったら買い換えてくれということなのでしょうか。

こんなケンカ腰ではぺんてるに聞けませんけど。

ぺんてる ゲルインキボールペン ノック式エナージェル 0.5mm ブルー軸 黒インキ BLN75-A

Amazonの売り場をウロウロしていたら、エナージェルの全部が金属製のものがあると知り(なぜか逆輸入品で国内では流通していないようです)、グリップはないだろうけどそれなりの滑り止め加工がしてあるだろうと思い買ってみました(1,000円ちょい)。

 

ぺんてる エナージェル アロイ クローム 0.7 黒インク BL407-A [並行輸入]

届いたものを使って感じたのは金属製なのでプラスチック製より重いのですが、その重さがなんとも言えない安定感を与えてくれて、しっくりいったことです。

 

この感覚は前にも感じたことがあるなあと思ってしばらく考えていたのですが、それは剃刀と同じだと思いました。

私はヒゲを電動ではない剃刀で剃っているんですが、旅行用の軽いものでも用を足せますけど、1,000円くらいの軸が重いものだと同じ刃(カートリッジ)を使っても、肌への心地よさや剃っている感覚が段違いなんですよね。

(エナージェルも中身は同じリフィルを使っての感想です)

 

関係ないけど、テレビに出る方(ニュースを読んでいる方)は見ていると安物っぽい筆記具を使っておられますが、高級品よりそっちの方がいいということですかね。

これだったら書き味はいいし、ぱっと見は高そうだしでいいと思うんですが。

 

妙な発見でしたが、少し重いものがいいという話でした。