サッカーのビデオ判定
今大会のクラブワールドカップからFIFA主催試合で初めてビデオ判定が採用され、アトレティコ・ナシオナル×鹿島アントラーズ戦でPKになったプレーを皮切りに3点も取って鹿島が勝ってしまいました。
日本のクラブチームはアジアチャンプに8年もなってないので、この勝利でも「すわ日本のレベルが世界的になった!」とは素直に思えないのですが(言ってる人もいるけど)、一発勝負なのと来日したばかりで時差もあるチームと試合をいくつかやってる地元チームとの差もあったんでないでしょうか。
旧トヨタカップ時代から、基本は欧州チャンプvs.南米チャンプの試合を見るということがこの大会の眼目で、あとは失礼ながら興行的なオマケ試合だと思っています。スタンドは結構ガラガラでしたし。
サッカーを見ていてどうしても好きになれないというより大嫌いなのが汚いプレーの数々で、相手のユニフォームを引っ張るという意識的な行動をしているのに相手が倒れると両手を広げてオレはやってないポーズをしたり、わざと転んでファウルやPKをもらおうとするなど枚挙に暇がありません。
スポーツの中でそんなことをやってアリと言っている(解説者含めて)のはサッカーだけだと思います。
ラグビーなんかはサッカーの何倍も強い当たりをされていても、いつまでも寝転んで時間稼ぎしている選手なんていませんし、人気スポーツではあるまじきことだと思います。
昔はそれでよかったかもしれませんが、社会でもコンプライアンスがうるさく言われるようになり、ちゃんとルールを守ろうとすることは大事という考え方が浸透してきましたが、言ってもわからない人には味気ないという意見もありますが審判は神の視点を持ってない以上、ビデオで自分のやっていることを見て反省してほしいと思います。
FIFAも今までなかなか導入してきませんでしたが、これを契機にサッカー界全体に広がるといいと思います。