ジャッカー電撃隊

他に見るものがたくさんあるのでこれを見ている場合でないのですが、Amazonビデオに昔の懐かしいものがいろいろある中に発見し、難しい話の作品を見る覚悟があまりない気持ちのときなどに見ていろいろひとりツッコミをしています。

 

これはまだ石森章太郎(彼は10年ごとにペンネームを変えたりパーマをかける等身の回りの大きな変化を実行していて、石ノ森と変える前の名義です)が単独原作の頃のスーパー戦隊ものなんですが、主題歌はゴレンジャーやマジンガーZも手がけている渡辺宙明が作曲(作詞は石森本人)、それを歌うはささきいさおというものです。

トランプのカード由来のメンバーでジャック、キング、クイーンの絵札にエースを加え、その頭文字を取ってJAKQを「ジャッカー」と読ませるのはかなり苦しい気がします。

 

一番の問題点は、彼らは改造人間なんですけど、ヒーローに変身するには飛行機の中に搭載されている特殊カプセルに入ってエネルギービームを浴びないとできないことで、いちいちそうするよりその場で変身できた方が合理的と思いますが。

途中までしか見てないので、その変身のタイミングを邪魔されるという場面は今の所ないですけど、私が悪の総裁だったらまずそうしますね。

回によってはカプセルから出た時と、敵の前に現れた時に名乗るんですが(ゴレンジャーの出演者が言っていたのですが、これは歌舞伎の「白浪五人男」から想を得たそうです)、1回の放送で2度は多すぎなんじゃね?という気がします。

 

ちなみに敵の国際犯罪組織は「クライム」というわかりやすすぎる命名なのでした(エピソードはその日本支部での出来事)。

悪事でもいちおう自己正当化しないといけないので、やっていることを自分から罪と言ってはいけない気がします。

4カード!!切り札はJAKQ