〜紅白〜途中から見ました

桐谷健太×AI

初めて気がつきましたが、2曲ともauのCMで流れていたやつなんですね。docomoソフトバンクは考えてみると曲や歌がない(多分)からくやしい思いをしているかもなので、今年は取り入れられる傾向になる?CMの寸劇シリーズ方式も後追いだし、価格も他社の後追いだし、一番消耗戦になっているのが携帯3社の争いの気がします。
しかし、DAIGOとDaIGo(合ってるかわかんないけどメンタリストの方)、マギー(男)と後発なのにググると最初のページはこっちしか出ないマギー(女)みたいにそろそろ芸能界も芸名がかぶるようになってきて、落語界みたいに芸名を決める際に協会関係なくひとりの方(橘左近)に相談にいくシステムだとそれが起きなくていいけど、AIはかぶってないけど去年は人工知能を指すことが多かったので一瞬そっちに脳内変換してしまいました。

 

 ふるさと
有村架純はあまり口が開いていなかったけどよく抜かれるのでちゃんと練習しておくべきだったのでは。2列目のイノッチはのどちんこ見えるくらい開いてたぞ。
しかし、被災地+有村架純とくればあまちゃん能年玲奈(それもNHKの朝ドラ)なのに、スルー。本名なのに使えず「のん」に改名することになり、あまちゃんの映像も権利問題で能年玲奈の出ている場面が使えないとクドカンは文春連載のエッセイでおかしいと指摘していましたが、SMAP解散や年内最終号での松潤スクープをワイドショーはタブー視して触れずという芸能界のどす黒い膿がたくさん見えた一年でした。しかも嵐はトリだし。

存在を消される人と、何をやっても大丈夫な人。それが芸能界。

 

麒麟の川島

バリトンボイスはあれだけで得をしていると思う。

 

キンキ

山下達郎の名前だけでてたけど、松本隆先生の名も言いなさい!

キンキはこれが最高傑作だと思う。剛は相変わらずスカしていた。

なんかアレンジというか歌い方はもっとシンプルにした方がよかったと思う。

 

Perfume

ジャニーズはてんでばらばらなので踊りは揃ってないけど、彼女達は本当にプロだと思う一糸乱れぬ動きで、それが最先端の映像をかぶせることを可能にしていると思います。

ただ、ステージがそれを実現するにはスクリーンとしては狭いというか枠が切れてしまうので、会場で横とか斜めから見たお客にはちゃんと効果通りに見えていたんでしょうか。

 

 星野源
ネット記事の見出し
「カメラに寄られて恥ずかしそうに恋ダンスを踊るガッキーが可愛すぎて悶え狂う男子続出」
ていうか、座ったまま指を立てて前後に動かした数秒でしょ、やってたの。

 

大竹しのぶ
能町みね子久保ミツロウがふざけてCharaの歌を歌う際に「Charaを降ろす」と言っていたのを聞いたChara本人が、あの歌い方は自然にそうしているのでなくこう思うスタイルがあってそこに自分を持っていくと言っていました。大竹しのぶの歌は初めて聴いたのですが、普段知るおっとりした話し方とはうって変わって何かが降臨しているとか、彼女が理想とする歌い方をする誰か(役)になりきっているというか、そんな風に感じました。
実際に見たことはないけど、舞台でその役になりきる大竹しのぶってきっとすごいんだろうなと思わせられました。
いつからできたか知らないけど美輪明宏枠みたいな感じなんですかね。選ばれた時には「何で大竹しのぶ?」みたいな声があったけど、これを見たらそんなことを言う人はいないでしょう。

 

坂本冬美
調べて確認したのですが「夜桜お七」のお七とは歌舞伎などで有名な八百屋お七のことだそうで、自己主張する現代的な女性像をお七になぞらえたとウィキペディアに書いてあるけど大丈夫なのか、その設定。八百屋お七は恋する人に会いたさに放火してしまうお方ですが、昔見た玉三郎のお七は櫓に登って鐘をつくラストシーンでは雪が舞っているので、桜は要素を取り入れすぎなんでないかという気がします。暮れに歌うんだし(そうするといきものがかりのSAKURAもそうなんですけど)。だいぶ前から歌われて名曲とされ、明菜やジェロがカバーしているのはいいけど、吉木りさのデビュー曲って一体。。。

 

TOKIO
そもそも紅白に出れるのはDASH人気であって、歌手活動としてではないと思う。フェスには出てるらしいけど。

水谷隼達が歌っている最中たちんぼだった。座らせるか手拍子してもらうかした方が良かったんじゃね?

 

聖子
今年は声が出ていた。YOSHIKIにオーダーメイドで作ってもらったので、これで着れませんみたいなことになるとさすがにいかがなものかということになるけど。ボイトレもちゃんとやってるんでしょうね。去年みたいな変なタメもなかったのでよかったです。しかしルリラーとはどういう意味なのだろうか。野ばらのエチュードのテュルリラをYOSHIKIは意識したんだYO?

 

XJapan
こっちはToshiの声が出てないぞ!これではゴジラを追い返せない。しかし、この寸劇に付き合うYOSHIKIも苦笑しながらに見えたし、その乱れた心のままピアノに向かわせたのは今回の紅白の台本を書いた運営側としてはかなりの失態だと思う。ゴジラも登場して迫ってるというのにだいぶほったらかしになっていて、忘れた頃に再登場してたし。ほとんど地蔵状態で良さが発揮できなかった武田アナの起用方法も問題だったけど。
一時期紅白を敬遠する若手が増えた理由に、学芸会みたいなことをやらされるのはイヤだというのがありましたが、XJapanはよく付き合ったなと久しぶりにそのことを思い出しました。

 

高橋真梨子

もうこの深い出番で存在感を出せるほどではなくなっている。名曲には違いないが。

 

イエモン

お祭り番組だけどLOVE LOVE SHOWみたいなのでなくてJAMでよかったと思う。昔は「グネーオオー」と聞こえたGood Nightという詞の部分はグッドナイトと聞こえた。

新聞広告に「この国にはこの歌がまだ必要だ」という言葉とともに一面広告で歌詞が掲載されていたけど、言ってることは正しいが新聞をとっている家庭が当時と比べて激減しているので届いたかどうか。古い考えだけど新聞を読んでいる人はわかっている気がするけど、伝えたい相手には届いたのでしょうか。

小さいシングルを持っていた気がしますが、今のCD再生機に入れたら吸い込まれたまま出てこない気がするので恐ろしくて聴けない。

 

ピコ太郎
彼が一番ためらいなくこれでもかというくらいに思いっきりやっていてすごくよかったと思います。ああいうのは恥ずかしがって小さくやってはいけない気がします。彼も自らの生命の短さを知って最後の炎を燃やしていたのでしょうか(大袈裟)。

 

氷川きよし
中継先の熊本城にいるギャラリーがみんなヘルメットをかぶっているけど、その中ではもっともVIPであるはずのきよしがかぶってないのは大丈夫なのかと即座に思いました。かぶって歌うわけにもいかんでしょうけど。
しかし、往年の紅白で熊本といえばチータなのになあとそれも即座に思いました。きよしは自らを「九州出身」とぼかしてましたけど(そしてその後石川さゆりが出て熊本出身と言うので、だったら彼女が熊本城でと思った視聴者は少なくないはずだ)。
歌った白雲の城というのも、聴いているとどうやらそこにかつて城があったと思われる城址を見ながらもののふの栄華に思いを馳せるように聞こえたんですけど、熊本城は被災したというものの目の前に実体がありますからね。

 

宇多田ヒカル
いわゆる明菜方式で海外のレコーディングスタジオと思われる場所からの中継。他の歌手の中継はまだしも、あの歌を作り自らが歌うとなれば他の歌手には特別待遇と言われても文句は言えないと思いましたが、声の出がイマイチだった気がします。SONGSの彼女は圧巻だったけどなあ。

 

なぜかポール
いわゆるサプライズゲストがいないので登場。また来日するというお知らせ。そして芝居にすらなってないはしゃいでいるだけの相葉のリアクション。。。

 


どうでもいいけど、この「大トリ」というのはイヤな表現だ。もう新聞でも普通に使われているけど、トリはトリだけでおしまいなんですよね。トリと大トリと分けると紅組白組ごとでわかりやすいみたいな考えがあるのかもしれませんがここ何年かの話で、何にでも箔をつける考えが蔓延してできた気がします。そもそも寄席はトリしかないぞ。

 

司会が歌い終わった歌手に感想を求めるのが何回もありましたが、「どうでしたか?」と紋切りだったし、それ以上膨らませることもなく進行してしまいずっこけでした。今回は出場歌手は少なかったのではなかったですかね。

司会が初めてだったこともあるけど、きっちり書かれているという台本にしてはおやっと思うことが多く、だったら終わった余韻を残しそのまま次の紹介というパターンでよかった気がします。

 

勝敗

これもどっちが勝ってもどうでもいいんですが、視聴者審査員と会場の結果ではどちらも大差で白組だったけどこれは勝った方がそれぞれ2票ずつしか得られない仕組みらしく(見落としていたけどふるさと審査員というのもいたらしい。1票)、ゲスト審査員10人の1人1票投票で決まるという最後のボーナス問題で正解するだけで大逆転できるクイズ番組のようでした。有村架純も驚いていたし。

1票の格差って何倍だ?

 

蛍の光

藤山一郎も長かったけど、平尾昌晃が現在タクトを振っているこれは終身職でしょうか。

ビニール幕 紅白 H60cm×50m巻 HN5131A