糸より玉露

暮れでコーヒー豆がなくなってしまい、お茶を飲んでいます。

珍しいので買ってきたはいいものの、かさばるので急須に入れにくいからか放置されていた糸より玉露というのを飲んでみました。

能書きによると、玉露の仕上げ時にできる茎の皮の部分だそうです。

この皮は機械ではがすらしいですが、お茶を手もみする場合、手のひら(掌)をじゃんけんのパー状態にして葉を転がす感じの作業をするので、それが「よる=撚る」という動作だからこういう名前なんですけど、日常生活では出てこないしほとんど常用漢字にないから平仮名で書くと意味が通じにくくなるシリーズですね。糸を拡大してみると、みんな細い繊維を撚って1本になってるんですけど。

「花より団子」の「より」みたいな、糸<玉露という風に一見すると見えます。

 

茎はそのまま茎茶とか棒茶、玉露などの高級茶葉の茎茶は特に雁が音とか白折というようですが、その茎の皮なんですが、一般的な茶葉と違って分量がわかりにくく慣れるまで試行錯誤が必要です。

 

味はもちろんお茶ですが。

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