本厚木にあったTAHARAはそういう時代ということもあって、CDを一番買った店ではないかと思います。
当時は東芝EMIから桂米朝全集が毎月二巻ずつ出ていたし(最初十五巻までだったのに最終的に四十巻までいってビビる)、海外のロックグループの都内でもなかなか手に入らないアメリカやイギリスの公式限定品などを置いてあって、買い逃すまいと毎日のように通いました。
あの頃は食事以外は本かCDにお金を注ぎ込んでいて、おそらくCDの方が比重が高かったのではなかろうかと思われます。
何年か前に閉店というニュースを遠い地で新聞記事を読んで知り、いろいろな意味でそういう時代になったのかと思いました。