悪魔の証明

わざわざそういう言い方をしなくてもいい気がしますが、安倍総理はよく使っています。

いわゆる不存在証明のことで、この世にあるものであればそれを立証するのは証拠を出すなど手段は容易ですが、ないものは考えられる手段として可能性を全部潰す作業をしていかなくてはならない(しかもその可能性が全てと言い切れないのでその作業は無限)ので証明は無理ということです。

 

文科省天下りの件ではいち早く徹底調査ということを打ち出したんですから、またなあなあの第三者かもしれないけど少なくとも調査しますという姿勢を示す&実際にそうすることをしないと、ただないない関係ないと声を荒げて強弁してるだけでは説得力ゼロなんでないでしょうか。

最初は理事長は自分の考えに共鳴しているようだとニコニコだったのにちょっと旗色が悪くなってきたら切り捨てるような答弁で手のひら返しとか、整合性もありませんし。

いつも口癖のように言っている(けど実行しているのを見たことがない)説明責任とか丁寧な説明をこういう時にこそするべきだと思います。