老兵

勢いがある頃は出版社タブーもあって誰も逆らえなかった石原閣下ですが、今日の会見から受けた印象は責任逃れしている老人にしか見えませんでした。

瑕疵担保責任を知らなかったとか信じられません。

閣下の肝いりでできた(都立大が移転・改称)首都大学東京の教授の宮台真司が夕方のラジオ番組で、世間より先駆けて准教授・助教首都大学に取り入れたのに、閣下から彼に「何でだっけ?」と聞かれたエピソードを紹介し、そういう人だからという見方をしていましたが。

素直にごめんなさいと言えない性格だと思いますが、あまりにもすっとぼけていると他にも知事時代の自身や息子に対する無駄遣いとか、ほとんど登庁してなかったとかネタが山ほどあるので攻撃されてしまいそうな気がします。

 

ただ、ああいう人を都知事にしてしまったどうなるかというのは全部とはいかないけどある程度は想像がついたわけで、彼に投票した有権者や投票に行かなかった人も含め反省してこれからに生かすべきだと思います。

※みんなに責任があると言っているわけではありません。そうなると戦後の「一億総懺悔論」みたいな誰も責任を取らない考えのままですので。

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