湿潤式(ハイドロコロイド)ばんそうこうジプシー

実際の世に出た順番どうかわかりませんが、最初にジョンソン&ジョンソンからバンドエイドのキズパワーパッドが出て使ってみたとき、今迄のばんそうこうとは違う使い方に驚きました。

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その後ニチバンから「ケアリーヴ治す力」というのが出ました。

これはキズパワーパッドばんそうこう全体が湿潤式の素材でできているのに対し、今迄のばんそうこうと同様傷口に当てる部分だけその素材(同社は「モイストパッド」と呼んでいる)で他は粘着テープなのでキズパワーパッドでよく起こる端の部分が使用中にめくれてくることがないのでそっちに流れました。治るまで交換が必要なので値段が安いことも大事でしたし。

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しかし難点がひとつあり、テープが肌色(この言い方は政治的に正しくないようですが。ペールオレンジでしたっけ)なので、体液を含むと白くなるモイストパッド部分(=傷口付近)の状態が目視できないということです。

そこで出たのが「ケアリーヴ治す力 防水タイプ」で、これはテープ部分が透き通っているものです。

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Amazonで買ったかドラッグストアで見つけたか忘れましたが、パッケージを見たときこれがゴールかと思いきや、テープが透き通っているのはいいんですけど、そっちが重視なので素材が伸縮性にかけるのと摩擦係数が低いので指先に貼った場合、その上から指サックでもしないとちょっと都合が悪いのです。

と、そういうわけで、どのばんそうこうもそれなりのよさがあるけど、引っかかる点もありながらどちらかを使用していました。

 

最近見つけて昨日貼ってみて驚いたのが、後発もいいところの3Mから出たネクスケアです。

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一番のミソはパッケージにも書いてあるカバーフィルムで、透明なので湿潤部分の状態が見えることはもちろんですが、フィルムの薄さと密着具合です。

薄すぎるので貼り方も変わっていて、最初に接着部分を半分はがして患部に貼り、次に表面の透き通った台紙(薄すぎるフィルムを固定させておくためのもの)をはがすんですが、

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薄すぎるフィルムにありがちな、まだ貼っていないのに接着部分がくっついてしまうことが起きても、そうでない部分がちゃんと仕事をするので見た目を気にしなければ用は足せるというくらい接着部分がちゃんと肌にくっつきます。

↓良くない例。これでも見た目以外の不都合はありません。

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↓うまく貼れると快適。端がはがれないことがなによりです。

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うまく貼れるようになるまで何回か失敗はあるかもしれませんが、今のところこれが個人的に一番いいのではという気がします。伸縮性もありますし、指紋ほどではないけど摩擦係数もそれなりにあります。値段もキズパワーパッドより200円ほど安かったですし(購入時)。

しかし、3Mの製品だけあって、文房具感がすごいするんですが。