アニサキス

今日知った新知識(羽鳥慎一モーニングショー)に「アニサキスはブラックライトを当てると光る」というのがあります。
もちろん、うちにそんなものはないのですが、それを応用した業務用の機械(20万円)が売れていると言っていました。
刺身を売る現場では営業停止になるので、照明を明るくするとかまな板を青くしたりして見つけやすくする取り組みをしているそうですが、刺身を薄く切るというのは薄づくりにする魚はいいけど厚い方が美味しい魚もいますのでどうなのかなという気がします。
うちは刺身でもアジ率が高いのですが、気になるので最近ひっくり返したりしてよく見てから口に入れるようにしたり咀嚼の回数を増やしましたけど、それをすることでなんだかあまりおいしく感じなくなったように思います。

お腹に入ってから6〜7時間で発症するから夜中の2時3時に痛くなる場合が多いそうですが、地方医療の現場で、特に救急のところだとアニサキスで腹が痛いといっても死ぬわけではないし内視鏡を使える人が常駐しているわけでもないから薬の処方になると知り、そりゃそうだわなと思いました。医療点数でいうと10倍も違うみたいですし。
「腹に手を突っ込まれて胃を揉まれている感じ」とすごい例えをしている経験者がいましたが、永遠に続くわけでないし(といっても2〜3日)ピークの痛みは痛いけどそこまで長くないので薬も有効な手段のひとつだそうです。
意外だったのがアニサキスの痛みを抑えるものとして聞いたことがない漢方や薬に混じって正露丸が紹介されていたことです。

大衆薬だから薬事法の縛りで表示することはできないけど、2014年にちゃんとした研究結果でアニサキスに効果があることが証明されていると専門医や厚労省の方が番組で明言していました。

普段はお腹が痛くなってもほおっておくから最近正露丸は見てませんが、もしあっても有効期限切れの予感がします。

【第2類医薬品】正露丸 400粒