新潮文庫

昨日久しぶりに新潮文庫を買ったのですが、夏の100冊フェアみたいなのをやっているらしく、書店員の方にしおりを選んでくれと言われました。

ご存知のように新潮文庫の一番の特徴はスピン(紐しおり)が付いていることだと思うのですが、さらにしおり(それも挟んだまま読むと都合が悪い硬めの紙のもの)をノベルティにするなんてまさに蛇足だと思うのですが。

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講談社文庫のしおりの紙は柔らかい上に、推理小説の中には主な登場人物が印刷されているものがあって、これは各社マネして欲しいと思います。

古本が好きな方はご存知だと思いますが、以前はスピンが付いている文庫は何社かありました。

工賃が5円と昔の本の雑誌で読んだことがありますけど、もちろんそれ以上高くて構わないので文庫にスピンをつけて欲しいと思いますがダメでしょうか。

同じ作品だったら付いている方を選びますけど、私は。

 

↓今は亡き芳林堂のしおり。これも用紙が柔らかくてよいです。絵は南伸坊

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