某
たまに目にしたり聞いたりして気になるのが「某(ぼう)」の使い方です。
よくあるのが「某巨大掲示板」で、これは2ちゃんねるのことしかないと思いますが、他に思い浮かばないというかみんな常識レベルで知っているので敢えてボカす意味ってあるのかなと思います。
「某国営放送」も、国営放送(正確な定義は別にして)日本でそれはNHKしかありません。
例えばビール会社の製品で「某ビール」というなら直接言わないことで波風を立てないというか先方から何か言われてもいや違いますと逃げられるので某の役割を果たしているのに対し、つけなくても指し示すものが明らかなものに敢えて「某〇〇」とするのはどういうことなんでしょうか。
上の例で言うと2ちゃんねるとかNHKと言っていいと思うし、某を付けたところで他のものが想定できない語なんだから文句言われても言い逃れできません。
もっと意味不明なのが某2ちゃんねるとか某NHKと言う風に、固有名詞に某をくっつけている例もあります。
完全に某にすると聴いている人がわからなくてモヤモヤするからサービスで教えているということなんですかね。
そういえば、最終的に何かは教えてくれるけどCM明けまで引っ張る時に使われる「あるもの」という言い方が嫌いです。
伊集院光が言ってそう(←100%イメージです)。