経済再生
経済の方が日常生活に身近なこともあって、経済政策でそこそこの成果を上げていれば国民はあまり文句を言わない気がします(本当は法案のほうが後からじわじわ効いてくるので、そっちもよく見ていた方がいいのですが)。
そういうこともあってアベちゃんは経済優先でというポーズにしたとも思われるのですが、これと密接な関係があるのが日銀の異次元緩和です。
2013年3月に黒田総裁が「2年程度で消費者物価上昇率を2%にする」と言って始めたのに、もう6回延期しています。
これって普通の企業だったら「いつまで寝言言ってんだ」と、とっくにそのポストを追われていると思います。
アベノミクスがうまくいっていると主張しているのはアベちゃん本人とその周辺だけで、他はみんなドッチラケだと思うのですが、この政策の責任なんてどうせだれもとらないんでしょうけど、ここも間違いを早く認めて欲しいことのひとつです。
長期政権の弊害で、日銀の政策委員会のメンバーが次々に任期を迎えて、最後の少数派だった方も黒田派に代わってしまいました。これでもしかしたら全会一致も起こりうるみたいな状況になったそうです。
最高裁判事ももう少ししたら全て安倍政権下で任命された人ばかりになるようで、戦後最長記録とか言っているものの中身にロクなものはないということです。