お盆の戦争番組
またかという意見をちょくちょく見かけますが、普段ほとんどやらないし敗戦を迎えたのと死者を慰霊するこういう時期をきっかけでもしないと放送することすら「なんで今?」みたいなことを言われかねない気がします。
体験者や生存者の高齢化で風化もするし、歴史修正主義者たちが教科書に載せないことをやっているみたいに「なかったこと」にされてしまうのでたとえ同じ内容でも何らかのトピックスを放送するべきだと思います。
悲惨だから目を背けさせるのではなく、例えば軍部の暴走など戦時下の人としてありえない事実を見させたくないんでないでしょうか。
田中真紀子がインタビュー(AERA2017.6.26)でアベちゃんの前で敗戦と言ったら終戦だと修正させられたと言っていました。中国や東南アジアへの侵略戦争でしょと言ったら逆で、本気でアジアの人々を解放したと思っているみたいです。与党の政治家の家に生まれ育つとわからないでもないけど、そういう一方的な見方しかできないんだなと。
そんな歴史観の人物にこういう問題は取り扱いできないと思います。