数え年

昨日は今年の10月に死んだ祖母の誕生日だったのですが、四十九日まで設けてある床の間の祭壇に叔母(祖母の娘)のバースデーカードがあって、そこには百歳の誕生日云々と書いてありました。

おやっと思ったのは、祖母は確かもし生きていたら昨日で99歳のはずで、入っている施設で白寿のお祝いをやってもらったけど、誕生日前でオマケで混ぜてもらったということだったので、満だと98だから誕生日が来て初めて99になるんでないかなと思っていたんですが、娘なのにどこかで勘違いしたのでしょうか(この人のことは好きではないのでいい風にとれない)。

年齢早見表をネットで調べたらやはりそうでした(大正7年生まれ)。

昔は数え年だったからかなと思ったけど、大正7年は1918年で、数え年とは生まれた年を1歳として年が明けるごとに1歳加える数え方なので、1918年で1歳、1927年で10歳だから7の付く年は10の倍数になるので、2017年になった時点で満年齢では100歳になっているんですよね。

考えたら昔の人というか、数え年でやっていた時代は年を取ることを言う機会ではないので誕生日という概念は希薄で生まれ年重視だったのではという気がします。

若い人に干支は?と聞いても不思議な顔をされることがありますが、干支で年齢を推測する習慣も親世代が言っていたことのマネですけど、今の子たちは話題にするなら誕生日の方が重要でしょうね。