翻訳こんにゃくの世界

先週、午前中のNHKのミニ番組(暮らし☆解説)で翻訳アプリの現状を紹介していました 。
ソースネクストなどから出ている携帯用翻訳機はだいぶ進歩しているのをラジオで紹介されていたのを聴いて驚きましたが、 アプリの進化もすごくてTOEICでいうと3年前は600〜 700点レベルだったのが今は800〜 900までいってるんだそうで、 実際にスタジオで実演してましたけど長文でもきれいに訳されてい ました。
仕組みを聞いてなるほどと思ったのが、 今何にでも登場するAIはもちろんのことそこにディープラーニン グといって利用者が入力したデータからも機械が学習して人によっ て異なるクセや特徴をたくさん集めることで誰が話しかけても完全 に対応できるように近づいていけるんだそうです( 2つ合わせてニューラル翻訳というらしいです)。


もうひとつ感心したのが、 スマホに話しかけてアプリ内で翻訳するのではなくて、 京都にある情報通信研究機構(国の機関らしい)に飛んで、 そこで翻訳したものをスマホに返している仕組みになっているので すが、 そこには前述のユーザーから集めたデータの他に日常的に英語を使 う企業(輸出入とかサービスで) からお手本的な翻訳例を提供してもらうことで訳文の正確さを上げ ている( 企業には対価として情報通信機構のシステムを割引で利用できる) のでおかしな翻訳にならないようになっているようです。

今あるかわかりませんけど、ドコモユーザーだとメールをどこかに送ると関西弁に翻訳してくれるのがありませんでしたっけ。仕組みは知りませんがそれの進化版でしょうか。

↓これはソースネクストのやつです。これもネットに繋げて使います。

ソースネクスト 翻訳機 POCKETALK ホワイト POCKETALKホワイト

↓これは機能を絞って一方通行しかできないもの。相手の言葉は聞き取れなくてもいいということを前提に日本語から英語に変換して伝えることのみに敢えて特化してコンパクト化したそうです。

ili(イリー) オフライン音声翻訳機 【メーカー純製品】