政府の対応とテレビ局

週末の西日本の災害はテレビを見ているだけでもすごさの一端が垣間見えますが、 災害対策本部が日曜にやっと設けられたと知り驚きました。
アベちゃんは土曜は10時頃に出てきて15分間閣議した後私邸に戻ってるし、 前々日には赤坂自民亭という居酒屋ごっこで関係大臣達は飲んでいました。 2日も経ってから災害本部を立ち上げたのに「時間との勝負」 とか言ってますし。

大阪や兵庫など早いところでは木曜に避難勧告が出ているし、金曜の夜には史上初の8府県で緊急避難勧告が出ています。それでいて予想がつかなかったのか大丈夫だと思っていたのか知りませんが自宅にいたとはあまりにもおめでたいのではないでしょうか(気象庁は大雨では会見しないのに観測史上最高が想定されるということで普通出てこない人が会見していたという異常事態なのに)。北朝鮮のミサイルの時は前日に官邸に泊まっていたけど、情報が足りなかったんですかね。
普段は危機を煽ってるくせに肝心な時( それも気象庁はかなり被害が出ることを滅多に出てこない役職の人 まで会見に登場して事前に発表してたのに) に何もやらなかったのってどうなのよと思うし、 実際は政治家はこういう時には何の役にも立たない( 優先順位が違う)ということが証明されたと思います。


全地形に対応できて九州豪雨の時も活躍した災害作業用の日本に一 台しかないレッドサラマンダーという特殊車両が愛知県の岡崎市に あって、それを広島に貸し出ししてたけど、 どれだけ必要性があるかわからない2基で2000億円のイージス アショアを作るより1台1億円のレッドサラマンダーを全自治体に 配置しとく方が現実的だと思うのですが。
毎度のことながら、アベちゃんの「国民の生活や生命を守る」 が嘘っぱちであることがわかります。

 

気になったのが、この件を報ステニュース23も取り上げなかったことですけど、どうしてなんでしょうか。