サマータイム

今日の産経にオリンピックの酷暑対策として2年限定の時限立法でサマータイム(2時間)の導入を政府が検討してると書かれてたようですが、政権に近いメディアなのでソースは確かだと思います。先日森喜朗がアベちゃんに提案したのがニュースで流れてましたけど、その時はガースーが会見で国民生活が混乱すると慎重な見方をしていたはずだったんですが。
2年とはプレ大会と本大会とでという意味らしいですが、欧米のように1時間のサマータイムを長いことやってて定着してるのといきなり2年だけ(それも2時間)導入するのとでは話がだいぶ違う気がします。
時計を進めるので早出につながり過重労働になったり睡眠障害になるのが過去何回か導入の話が出たことがあるけど実現しなかった理由みたいですが、現代では何と言ってもそれに伴うシステム変更にかかる負担(作業もそうですし膨大な費用は誰が負担するんでしょうか)やそれに伴う混乱の想定が提唱するジジイ(森喜朗)の頭の中には1ミリもないことだと思います。
このところの暑さで本当に今の時期にやっていいのかという意見が結構出てきて、これ以上大きくなると弱るから開催委員会としては開催時期をずらせない(思ってるだけで交渉もしてないんでしょうけど)から代替案的に言ってる面もあるかと思いますが、これも単純なアベちゃんがこれはいいと乗ってしまったらこれまでのパターンで反対意見には耳を貸さないからロクに検討もしないで導入されてしまいそうでいい迷惑であります。
話はそこまでいってなくて、手下のマスコミに観測気球をあげさせて世間の様子を見るというのならまだいいんですが。


オリンピックは東京近辺で行われるのに祝日を移動させたり時間まで変えようとして日本中の人々の暮らしにまで影響を与えるようなことまで始めて、オリンピックのためなら何をどうやってもいいというのはどうなのかと思いますが。

 

サマータイムといえば、サーカスのMR.サマータイム(古い)

Mr.サマータイム