天覧相撲

今日の初場所は天覧相撲だったのですが、御前掛(ごぜんがかり)という言葉を初めて知りました。

千秋楽以外だとだいたい16時くらいに中入りの土俵入りがあって、土俵をぐるっと囲む形になるのはご覧になったことがある方は多いと思いますがそれは略式で、正式には正面(中継用カメラがある側)に向く形で4列に並んで(千秋楽のこれより三役みたいな感じ)やるのだそうです。陛下にお尻を向けるのが失礼だからというのが理由みたいですけど。

(追記)お出ましが中入り後だったので、8日目に御前掛はやってないみたいです。

↓いずれもNHKより

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↓全員正面を向くの図

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実況や場内アナウンスでは普通に使っている「結び」も呼び出しでは使ってなくて「本日の打ち止め」と言ってるけど、天覧相撲では「本日の結び」と言うのだそうです。

でも今日はさらに検討したそうで、言いっ放し(体言止め)でなく「結びでござりまする」ということにしたとラジオ実況のアナウンサーが説明してて、その時は黙っててその音声を聞かせていました(テレビ実況ではそのことは言っておらず「『本日の結び』と言います」と実際に伊之助がござりますると言ってる映像にかぶせて説明していましたので取材不足)。

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