勤労感謝の日と送料無料

ネット通販(ほとんどAmazonしか利用しないんですけど)では送料無料かどうかは必ず確認する点かと思います。

Amazonが会員向けに23区内だと1時間以内に配送(1時間以内はプラス料金で、2時間以降だと無料のようです)というサービスを始めたというか広げたみたいですが、ヤマトはじめ配達する方にしわ寄せが行きそうです。

ロイヤルホストが24時間営業をやめると(実質2店だけのようですが)先日発表していましたが、ある程度不便というか行き過ぎたサービス提供をしているとそれが当たり前だとユーザーは思うようになり、ちょっとしたことでクレームを言う人を増やしているので実は社会にとっては害なのではないかという気がします。「お客様は神様です」という考えもなくした方がいいような。

お正月からスーパーとかデパートを開けるのもほどほどにしたらいいと思うけど、どこかひとつが抜け駆け的にやると翌年から他も追随しなくてはいけなくなりゆっくり休んでいられません。軍備増強と似ている気がします。みんな「せーの」でやめる勇気も必要なような。

 

いろいろなサービスを思いつく人は、最前線の人のことを少しでも考えるともうちょっと違うものになりそうなものですが、駆けつけ警護の議論もそうですけど、司令を出す人は絶対にそこには行かないですからね(行く場合は完全に安全が確保され実態とかけ離れたものを見学するだけなので無意味だと思います)。


こちら(地方)でAmazonを覗くと、商品横の表示が今までは翌々日後くらいだったのが最近みんな明日になっていて、それもどうなのよと思います。
佐川は撤退してよかったんでないでしょうか。

都市部は物流量が多いのでサッカーの試合データでいう動いたところの色が変わるヒートマップ的な見方をするとどこも満遍なく行っているけど、田舎だと点在する配達先にわざわざ足を運ぶイメージなのでコストがかかり、都市部の黒字で地方の赤字を埋めている感じのようです。

うちみたいなところはドローンでいいような気がします。落ちても田んぼなので誰にもぶつかりそうにありませんし。


ちょうど昨日の報道ステーションでトラックドライバー不足の特集をしていましたが、経営者に聞くと原因は「過剰サービス」と言ってました。
これもまた昨日の新聞で読んだエッセイにも、通販サイトのオプション選択肢に「ゆっくりでいい」があればいいとか、「私の荷物のために頑張らないでほしい」と書いてありました。

 

時給なり月給なり年俸といった自分の労働価値への評価を下げられると誰でも気を悪くするとしモチベーションがさがる思いますが、サービスを受けるということはそこに働いている人がいるわけで、その料金が無料になるということはどこかで誰かが泣いている(取引条件として飲まされて泣かされている)はずです。

無料サービスは私もいいと思ってしまいますが、ちゃんとやってもらったことに見合った対価を払うということが当たり前の社会でなくてはならないと思うのですが。

 

Amazonアプリ

Amazonアプリ