ホワイトクリスマス(首都圏)
雪が降る地方は割とみんなそういうことはどうでもいいと思ってそうですが、首都圏ではテレビ局はじめマスコミが集中しているので、発信する側の方々はこの時季になるとよくその話題をされます。
しかし、東京で言うと12月24日に雪になることはほぼない(観測記録がゼロに近い)ので、気象予報士はそれを絶対に知っているにもかかわらず、聞かれることもあって「ホワイトクリスマスは」と切り出すもののポーズというかとりあえず言っとけという形式的なものだと思われます。
特異日はその天気になることが前後の日よりも突出して確率が違ってないとそう言えないんですが、クリスマスあたりは連続していい天気というか雪ではない(24日は観測が始まってから1965年に1回舞っただけ、25日も1984年に1度舞っただけで、あとは明治に記録が残っているのみ)そうです。
米国では12月25日の朝に1インチ以上積雪があること(1インチ=3.54cm)、英国は25日に雪が降っていること(積もっているかどうかは関係ない)がそれぞれホワイトクリスマスの定義なんだそうです。
日本は何かのイメージで「こういうものだ」と思わせられているような気がします。
誰かの歌詞か何かでですかね。
(上記の主要な知識的なことは森田正光さんがお話されていたことを基にしています)