毎年正月にNHKでやっている「新春テレビ放談」で日テレ好調の秘密が話題になった際に、OAで使われるものの他にかなりの量を撮っていて、「はじめてのおつかい」シリーズでは採用確率でいうと1%未満なのが面白さを裏打ちしていると知りました(テレ東の「家、ついて行ってイイですか?」は6%くらいとのこと)。
たくさん撮っても厳選されたものだけを放映しているというか、面白いと視聴者が思うものはそれだけ撮ってもそのくらいという、材料からエキスを絞り出すのに似ている気がします。
反対に、この話を聞く前から新聞のテレビ番組欄を見て疑問に思っていたのがこれも日テレの暮れの名物の笑ってはいけないシリーズで、本放送の前に予告編ということで結構な時間をとってやっていたんですよね、過去分でなく今回分を。
本放送があるのでそれを見てしまうと楽しめなくなると思った私は見なかったのですが、これに加えて昨日は完全版と題して(何年か前からやってますけど)本放送の時間内に入りきらないのでカットされたものを加えたバージョンをやっていました。
これも編集の段階では他と比べたら面白くないという判断でカットになったんだと思うけど、だったらそれはお蔵入りにすべきではないでしょうか。
もともと山崎邦正(現月亭方正)とモリマンの対決をやっていた枠まで広げたので以前より放送時間は長くなっているわけで、さらにボツエピソードまで加えると長いだけでダラダラしたものになってしまうから、本来放送されたものだけでいいんではないかと思います。
この前後でテレビ放談の日テレのくだりを見たので余計そう思いました。
今回科学研究所編のはhuluで1/15まで見れるようになってました。