その年ごとに神様がやって来る方角が変わるのって世界の神様の中でも珍しいそうです。
私の田舎ではそういう神様がいなかったのですが、セブンイレブンの全国展開で(広島のセブン加盟店が始めたのが好評だったので広まった模様)うちでも年寄りが恵方巻きを買って来るようになったのには驚きました。
天神信仰の土地柄で、正月を過ぎると床の間にしばらく菅原道真の掛け軸を吊るすのですが、その期間が終わると天神様が「帰る」という言い方をしますが、方角って考えたことがありません。
恵方巻きとは違いますが、以前早稲田に住んでいた時に穴八幡で貰える(といっても大行列しないといけないのですが)一陽来復と書かれたちょっと変わった形のお守りを部屋に貼る際にその年の方角がと取説のようなものに記載してあり、ちょっとめんどくさいなと思った記憶があります。
やっぱりオーソドックスにこれですかね。