もともとは古書業界での用語で、本棚に本を立てた時に見える部分を「背」と呼ぶので、古書店を回ってそれだけ見て本を買い、欲しい人に売りその差額で飯を食うブローカーのことをそう呼びました。
その昔に『せどり男爵数奇譚』という小説もありました。
それが現代では「Amazonせどり」とか「ネットせどり」といってこっちで見つけたものをあっちで売るのを生業や副業にしている人もいるようです。
最近知った国語辞典(この言い方は本当はおかしく、正しくは日本語辞典なのですが)がレビューを読んでいると新版より旧版の方が評判が良かったので、旧版をと思ったけど新品の在庫はもうないみたいで、中古のラインナップを見て活字だけの説明なのでギャンブル的な感じもしますが1000円程度(新品は3000円ちょい)のものを購入しました。
届いたものは函は結構傷だらけだったのですが、函に入れとくと使わないので関係ないから大丈夫です。函に比べて本体は全くといっていいほど学習の形跡がなく、これで1000円ならいいかと思ったんですが、函にブックオフの108円と表示された値札シールが貼ってあって、いくらで仕入れていくらで売ってもいいと思うけど、これくらい剥がしておいてくれと思いました。
辞書はいい買い物だったと思いますけど。