英国でのタワマン火災

ロンドンの高層住宅火災のニュースを見て驚いたんですが(夜の映像)、あんなに建物全部に火が回ることってあるんですね。
構造上燃えにくくしておかないといけないと思うのですが、その辺りに問題はなかったのでしょうか。
毎度の事故や災害の後の「たられば」とか「今後このようなことがないように」というのももういい加減なしにしないと、口先だけだろという批判が出て来そうです。

被害に遭われた方や関係者はそう思っておられるでしょうけど。

火事で思い出したんですが、去年の暮れも押し迫ったころに糸魚川の大火がありましたよね。
原因や広がった理由がいろいろ言われましたが、そのひとつに地方ならではと思ったのが消防車の台数の少なさです。
市町村合併で、海岸線の長さで言うと東京駅から横浜駅までの距離(29.07km)とだいたい同じの30kmの糸魚川市(面積は23区より広い)には消防本部・分署・分遣所と4箇所しかない上、消防車の台数は全部で6台だったんだそうです。
6台というのはひとつの火事を囲んで消す程度の消化力だそうで、あちこちに飛び火したあの火事ではまさに焼け石に水だったようです。
なので隣県の富山や長野からもヘルプに行ってましたし。
増やせばいいんですけど、消防車の数は人口に応じてという決まりがあるそうです。
市町村合併はこういうことまで考えての施策なのかなと疑問に思ってしまいました。
一部の人だけが恩恵を受けるという、偏りがあるような気がします。

↓2008年にリメイクされましたが、オリジナル版のタワーリングインフェルノが公開された年にできたマンションらしいです。

inferno:大火などの地獄のような場所/光景

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