サンマ問題
札幌ではじまる北太平洋漁業会議とかいうやつで日本からサンマの漁獲制限を提案するそうです。
このところ不漁(2015,2016年と例年の半分の漁獲量)なのは中国と台湾が日本の排他的経済水域にサンマが入ってくる前にごっそりいかれているせいであるのはどうやら明らかで、制限せよというところまではごもっともだと思うのですが
その内容が、
①全体の漁獲量は年間で56万トン
内訳は中国:5万トン
台湾:20万トン
日本:25万トン
②漁船はこれ以上増やさない
というものだそうです。
過去の実績を踏まえてということだそうですが、たくさん獲る中・台のことはいかがなものかと思うサンマが大好物な日本人の私からしても①の配分はちょっとあんまりなんでないのという気がします。
中国は4年で30倍、台湾は2013年に日本の漁獲高を上回ったそうで、そもそもサンマは日本だけのもんじゃないだろという主張も稚魚を放流しているウナギと違ってその通りだし、こんな極端な提案ではテーブルにさえ就いてくれない気がします。
山本大臣が昨日会見していましたがアホかと思いました。
もっと早くからしておくべきなんでなかったんでしょうか。
中国はケツの毛がなくなるまでごっそりいきますよ、きっと。