何日か前にサンマの話を書きましたが、昨日ラジオを聴いていたら海洋大学の准教授がもっと詳しく話していました。
もともとサンマの生息地は太平洋の真ん中くらいで、産卵のために日本近海にやってくる(正確にいうと通過する)ので、漁獲高はどれだけ日本付近を通過するかにかかっているようです。
↓のように排他的経済水域に入る前に中台の漁船団が捕獲するもんだから日本近海では獲れなくなっているのではありますが、
日本の船は小さくて獲ったものを生のまま港に持って帰ってくるのに対し、台中は大型船で捕獲するとはいうもののこれは冷凍庫を積んでいるからそうなるそうで、日本船は鮮度が落ちるからそう遠くに行けないし、台中は自国から遠く離れたところの漁場に行って長いこと戻らないから冷凍庫が増えて大型化しているのだそう。
1日あたりの漁獲高は日本より少なかったりすることもあるみたいです。
↓NHKは字幕に出ているだけのことしか言っておらず、そこまで突っ込んでなかったです。
これに限らない話ですが、知らないうちに偏見で物事を見ている場合はたくさんあるものだと思ったのでした。
ニュースチェック11の画面下に出るツイートはそういうのが多いと思います(なので見ません)。