脱走囚

松山刑務所の大井造船作業所から脱走した受刑者が捕まらない件は詳しく知るといろいろな問題があり ますね。解放施設? とかいう普通の刑務所より開かれた施設があるのを初めて知りまし た。施設そのものはだいぶ前からあるみたいですけど、 逃げやすいから過去に何人もいるみたいですよね。
他にも空き家が多いのというのも令状か所有者の許可がないと立ち 入りできないというのは、 日本の法律における所有権の強さがよくない形で力を発揮している からで、 立法趣旨からいうと所有権の保護はすごく大事なのでそうしたけど 想定していない例なんでしょうね。
一番驚きなのが、今逃げている方(←こう言っていいのか) が100回以上窃盗で捕まっているいわゆる本当に本職ということ で、 そのノウハウを駆使すれば島の出入り口を閉鎖されても平気なので はないかと思います。元刑事みたいな人が推理してましたけど、 夜に行動していることは明らかで、 昼間は休んでいるだろうから何人投入しても見つからないのではと おっしゃっていました。
万が一島にいなかったらとんだ恥さらしですけど。
本州とは海を隔てているけど、 男ならみんな泳いで渡れると地元のおばちゃんがインタビューで答 えていて、ついでに「私だって半分くらいなら行ける」 と言ってたから水はまだ冷たいだろうけど渡れれば得意技で着替え の調達も容易でしょうからあり得ない線でもないように思います。