私達はどうして相撲に対してうるさくなってしまうのか(大相撲夏場所14日目)

ともに13勝1敗同士だった鶴竜と栃ノ心は鶴竜が勝ち、その時点で2敗だった白鵬は次の取り組みで逸ノ城に負けて3敗になってしまったため、優勝の可能性があるのは鶴竜と栃ノ心だけになりました。

ここで効いてきたのが鶴竜の変化した1勝で、こういう相撲をとる力士には優勝して欲しくないし横綱であって欲しくないと思います。

白鵬もインチキ立会い(両手をちゃんとつかないのに立っている)で今場所は何勝もしてたので優勝の可能性が無くなって個人的には良かったと思っています。

あとからこういう事になってくるので、場所中は毎日立会い含めて細かいところまでうるさく言わないと優勝にケチがつきまくることになります。なので白鵬の優勝回数の後半や、もし鶴竜が今場所栃ノ心と星ひとつの差で優勝してしまったら私としてはかなり後味が悪いものになります。

ここまで書いてるとかなり私の性格の悪さが明らかになってるんですが、要は大相撲を見る時に何を思っているのかということを考えいて気がついたんですけど、栃ノ心は負けても支度部屋で記者の質問にちゃんと答えているところをよくスポーツコーナーで見るように、外国人力士だからダメというのは全然なくて、正義の実現というと大袈裟かもしれないけどマスコミ対応をちゃんとするとか、ズルい相撲をしないとか当たり前と思うことをやってるというかそれを期待していて(期待しないといけないのもおかしいけど)、それをちゃんとやっている力士が好きということなんだなと思いました。

なので白鵬は相当ダメだし、鶴竜もよく変化するので嫌いです(いい相撲を取った時はもちろん別です)。