網戸にして寝たいのですが

明け方のヒグラシの大合唱に眠りを邪魔されて殺意すら抱くのでできません。

↓「蜩」という漢字を見つめていると間違いなくゲシュタルト崩壊が起きます。

旁が「周」でないのね。凋落と同じです(←このフォントでは「周」になってしまってますが)。

蜩(ヒグラシ)1

たまにはジロジロ見てみるもんだなと思いました。

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得した話

週刊新潮の連載に、まだ5回目ですが里見清一という医師が書かれているものがあります(ちなみに里見清一とは『白い巨塔』の原作にしか出てこない里見修二の兄由来のペンネームで、新潮社がいい顔をしなかったので山崎豊子に許可をもらったと連載の3回目に触れておられました)。

もちろん医学の話がメインなんですが、今回は落語家の話だったのがもうけものでした。

連載はたいていその人の書く得意分野のテーマを目当てに読むことが多いのですが、他ジャンルの方からの目線での捉え方は興味深いものが多く、しかも落語だったもので。

落語について書かれているの目当てで読むのと、偶然出くわすのとではお得度が違います。

落語との出会いと遍歴から、当代の聴きたい落語家に共通するのは「名前に伝統がついていない(過去の名人の名称を継いだものでない)」というもので、なるほど人気があるのは好き嫌い抜きにしてみんなそうだなと思いました。

詳しくはお盆合併号なので長めに書店に並んでいると思うのでご興味があれば読んでみてください(私はdマガジンで読みました)。

「医の中の蛙」というエッセイです。

週刊新潮 2017年 8/17・8/24合併号 [雑誌]

 

コンビニで無断駐車に罰金3万円と警告している件

味スタのそばなので長時間駐車する輩が多いから何度も注意をしていて怒りが臨界点に達してああいう行動に至ったと想像しますが、長時間駐車の有効な防止策がないので仕方がないと思います。

あれを実際の被害を被っていない通りすがりの人間がどうこういうのは、解決策を提示しているわけでもなく当事者意識がない上から目線の意見の気がします。

看板を出しても読まない・無視する人がほとんどでしょうから、看板代わりとしていいんでないでしょうか。私はアリだと思います。

 

ここではコンビニの人が謝らさせられていますが(おそらく本部に)、ビーチのチェアに勝手に座るという宮古島にやってくる中国人観光客のマナーの悪さが何日か前に話題にされていたのと同様、日本人のマナーの悪さを特集すべきでないんですかね。

日本人は素晴らしいという番組ばかりやってますけど、偏向報道でないでしょうか。

台風5号②

台風一過で洗濯物を干せると思っていたら今日も雨のようです。

そういえば通過が先だった甲子園は開会式はやっていたけど何試合目かの途中で雨で試合を一時中断してましたしね。

イレギュラー台風なので付近の状況も一般的なものと違うのでしょうか。

線はどっちに含まれるか(世界陸上⑧)

卓球台を思い出すとわかりやすいのですが、台を囲むように線が引いてあり、そこに引っかかれば全てインなのでコートに含まれるということになります。

トラック競技で、100m走のスタートラインはどうかというと、みんなその手前手をついて号砲を待っているのでコースの方に含まれるということになります。

走り幅跳びは踏切板があって、その手前に白い太い線があるのでそこで踏み切るんですが、計測は踏切板のところからみたいです。

↓これを見るに、オレンジのところから踏切板ということでしょうか。

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これらは全て、線に太さがあるというリアル世界での事情によるもので、幾何学上の概念としては線には太さがないので、たとえば日曜大工で角材を切ろうとして線を引いた場合でも線の上から切るか左右どちらから切るか、はたまたノコギリの厚さはどうかみたいなことを考慮しないと設計図通りにできないということになってしまいます。

KOKUYOが売り出している「本当の物差し」という商品は、線自体の太さをアイデアによって無くしたのと同然の表示の仕方をしています。

毎年やっているデザインコンペの優秀作の商品化らしく、千駄ヶ谷にあるらしいKOKUYO直営の店とネットショップ(これもKOKUYO直営)でしか売っておらず、しょっちゅう欠品していてこの間やっと買えました。

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