梅切らぬ馬鹿

梅の枝が大雪で折れましたが、折れた部分の生木の部分が見えていてそこから虫が入らないかなと心配になり(桜なんかだと樹脂を塗るので)調べてみると、梅は強い木なので必要がないみたいでした。
でも、やるとしたらカンナなどできれいにした後墨汁を塗るんだそうです。樹脂も高いから桜でやる手法だそうですけど。
梅は確かに木が虫に食われることはないように思いましたが、葉っぱにすごく虫がつきやすいんですよね。
モミジは木の中に虫が入りやすいですし。

梅は枝がどんどん生えてくるので積極的に剪定しないといけなくて、桜はデリケートだからやらない方がいいということを「桜切る馬鹿 梅切らぬ馬鹿」と言うそうな。

ソメイヨシノもなんとかカミキリという虫の幼虫に中を食い荒らされて加須だかで桜並木が伐採されてしまったとニュースでやっていました。
こいつの猛威はすごいらしくて、樹齢もさることながらカミキリの幼虫のせいで国内のソメイヨシノが無くなってしまうから植え替えるときはジンダイアケボノというカミキリに比較的強い新種を植えるようにして切り替えが進んでいるそうです。咲く時期がソメイと同じなのが後釜の理由らしいですけど。

ホームセンターで桜の苗が売っているのを見つけて1,000円台だったのでいいかもと思ったけど、ソメイはよしといた方がいいんですね。
といっても、植えるのに適した場所はないのですが。

最近、サクランボの木には雌雄があると知ったので、一本しかない我が家では相手を植える方が優先されるのですが、品種もオスかメスかもわからないので(苗木にはラベルなどに書いてあったでしょうけどもうない)、今年も実が大きくならなかったり一斉に落果とかするんだろうなという気がします。

ロッテ 小梅(袋) 68g