抹茶

寝ながら聴いていたラジオで知った話なんですが、 昨今のもうブームというには定着した感がある抹茶のいろいろな製品がありますよね。
(個人的体験ではハーゲンダッツの抹茶が最初だった気が)
その抹茶は茶畑の上に棚を作って収穫前の一定期間日差しを遮ったり(ブラタモリでやってました)、 何十人で手摘みしても一日の収穫量が少ない(30人で400kg/日)御点前用抹茶ではなく 、 お茶の木の上に直接覆いを乗っけたり機械摘みをする(1人で1日1t)など大幅に簡略化した加工用抹茶という別物なんだそうです。
単価も当然異なり、御点前用は40gで2,500円だけど加工用は1kgで3, 000円とだいぶ違っています。
15年前くらいまでは加工用は存在しなかったそうで、 それと一緒にされてはいかんということで御点前用と違うんだということを明らかにするために地域団体商標 (ワインなどでいう原産地呼称みたいなもの) を取ろうとしていると言ってました。
言われてみれば抹茶は小さい缶に入っているやつでもめんたまが飛び出そうな値札がついてますよね。飛び出したことはないですが。

一保堂茶舗 抹茶 幾世の昔40g缶