合衆国大統領選挙3

大学受験の勉強をしている頃の話なのでだいぶ前のことなんですが、予備校の講師で赤本の答えと自分が教える答えが異なっている場合について時々クレームがあるのでということでその説明がありました。

赤本は大学生がアルバイトでやっているレベルなので間違いが多い(でないとあんなにたくさんの学校に対応できないため)ということでした。

私は買ったことがないのですが、立ち読みしてみるとなるほど問題に対しての解説の比重が少なく選択問題だと記号だけの場合もあり、どうしてそういう答えになるかの説明が不十分でした。

その講師はそう言うだけあって、当時は画期的ともいえた問題より解答(解説)の方が何倍も多いという参考書を出版していました。

曰く、考え方の筋道が合っていれば赤本の回答と違っていても問題はないという主張で、なるほどそうだと思ったものです。

 

大統領選挙で専門家の結果予想が軒並みというかほとんど外れていましたが、僅差で勝ち負けが決まった州の合計というものなので、全体の得票数の割合を見るとヒラリーが勝っていますのでそれを知って予想をしても(予想とは言いませんが)難しいんでないでしょうか。

外れたことを糾弾している素人がテレビの中にも多くいますが、その方々は専門家にどうして欲しいんですかね。頭を丸めろとか?

ブックメーカーとかそれで経済的損失が発生した人等が、お金を払って予想を依頼していたんならわかるんですが。

分析の筋道は、結果が外れても傾聴するに値すると思うので別に構わないと思うのですが。

当たった木村太郎だって、民主党と共和党の順番があってそれが根拠だったと白状してましたし。