3月11日

6年前の今日は金曜日でした。

1年は365日なので7で割ると1余るため、翌年の同日は曜日が1つずつズレていくんですが、震災の翌年と昨年の2回はうるう年だったので本当は6年経つと6曜日ズレて木曜になるところプラス2曜日して土曜ということになります。

 

被災地の方は何曜日だろうと関係ない世界だったに違いないと想像しますが、東京に住んでいた私は翌日を迎えて金曜でよかったと思った(震災が起きたこと自体いいわけがありませんが)ものです。

翌日終日運休だった鉄道はたくさんありましたし、土日でなんとか動くようになり月曜からまた少しずつ元の生活に戻ろうという感じになっていきました(実際は全然そんなのに程遠い状況でしたが)。

 

個人的には土日はCMが無くなったテレビばかり延々見ていた記憶があります。

 

官邸はもちろんですが、蓮舫が打ち出した廃炉目標に連合が大反対するなど(言い方が良くなかった点はありますが)原発を取り巻く状況を考えると、この国はあの事故から何も学んでいないという気がしました。日常の暮らしに戻ることも大事だけど、忘れてはいけないことがあるんでないでしょうか。


私を含め日本人の今までの価値観が根底から覆る出来事だと思ったんですがねえ。


総理が「一定の節目を越えた」(ので毎年3月11日の会見をやめる)っていうのは何を見てそう言ってるんでしょうか。
自衛隊撤退も「一定の節目を迎えた」(ので撤退)と言っていたそうですが。