地価

京都の伏見稲荷大社付近の上昇率が一番高かったと言っていましたが、地価自体で高いのは明治屋銀座ビル(ティファニーの向かいくらいにあるダンヒルが入っているビルという、私には関係ないビル)でした。

これを聞いておやっと思ったのが、鳩居堂はどうしたんだということです。

鳩居堂が登場するのは「路線価」で、正確には「鳩居堂」の銀座五丁目銀座中央通りの路線価が日本一高いのであって、これは今年の7月にすでに発表されていています。

32年連続1位の1平米あたり4,032万円でした(明治屋銀座ビルは12年連続の同3,890万円)。

外国人に支えられているというのが傾向として言われていましたが、諸外国は土地の所有権にかなり制約があって、外国人が購入はおろか国民も買えない国もあるそうです。

例えばイギリスの土地はすべて女王陛下のものとか。

北海道を中心にそれも観光地や水資源の豊富なところが中国資本にどんどん買われていますけど、日本の法律では土地の所有権を持っている人がかなり強いのでのちのち厄介なことになりかねない気がします。

例えば道路を拡張や延伸しようとしても家が一軒だけ動かないので曲がっているとか、集合住宅の意思決定は5分の4の賛成がないといけないけど相続の繰り返しで被相続人にたどり着けずゴースト化しても取り壊しできないといったことがすでに指摘されています。

なんでもそうですけど、そうなる前に法整備しておかないと、おおごとになってから慌てても適切な対応ができないと思うんですが。