ビール純粋令(Reinheitsgebot)

夜中の運転中にラジオで聞いてへえと思った話なのですが、バイエルン公国で制定されたビールの原材料を厳しく定める(麦芽・ホップ・水・酵母のみ)法律ができてから今年で500年なんだそうです。

(ドイツは16歳からビールを飲んでいいと法律で決まっているんだとか)

 

日本でもいいビールだとこの原材料だけで作られていますが(海外ではよくありますが日本は原材料に水の表記はされてませんけど)、酒税法との戦いでメーカーが税率の安い飲料を出すには副原料の比率を増やさなければならず、ビールとはだんだんかけ離れていくけど味を近づけようとする企業努力をしています。

そこですごく売れてしまうとまた目をつけられてそこの税率を上げられるといういたちごっこをしています。

先日、何年後かにこの分野の税率の統一がされるということが決まりましたが、T自動車のようにかなり税制上優遇を受けている会社があることを考えると、ビールメーカーは金づる的に見られていていつも搾取される一方なので(最終的にはビールを飲んでいる消費者なんですが)お気の毒な気がします。

 

全然関係ないですけど、海外ドラマを見ていると(米国制作)、ビールはみんな日本でいう小瓶で直接飲んでいるんですよね。缶ビールを飲んでいるのなんてみたことがありません。

ダルマイヤー バイエルンビール詰合せ