使用者責任

文科相がやっと再調査(追加調査)を発表しましたが、あれだけしないと言っていたのにここに来て方針転換したのは、「国民の声に真摯に向き合い」と言っていたけどそれはウソで、官邸とのシナリオが出来たからだろうということを宮台真司が指摘していました。

(公益者通報者保護制度で、報復が想定されるから通報者の保護の目的で情報源を明かさないという当たり前の原則をスガ官房長官は知らないのかとも)

それは、誰かはわかりませんが、それなりの地位の方が発信元ということでいけにえになることで収束をはかるというものです。

前から考えていましたが、仮に総理が指示しておらず意思伝達の過程にいる途中の誰かが話を進めようと「総理の意向」というキーワードを説得に使ったかもということを想定してみましたが、それって結局誰のためというか誰が得するのかを考えた時に、後からバレた場合を考えると途中の下っ端の誰がそれをやってもメリットがないので、やはり総理が指示したと考えるのが合理的だと思うのですが。

暴力団でも組長が自分の手を汚さないためにいわゆる鉄砲玉を使っても使用者責任で組長の責任にされて捕まるように、意思伝達途中の部下が総理の威光を傘にしていたら、それは総理の責任だと思うんですけど。

いけにえやしっぽ切りでは済まされない話だと思います。

本当にそうなってしまったら、アベちゃんやスガ官房長官が真性のクズであることが証明されてしまうだけですが。

ヒットマン:エージェント47 [Blu-ray]