クールランニング

ボブスレーの件でジャマイカバッシングがあるみたいですけど、下町ボブスレーと言ってますが実は東レとか東大とかが入っていて完全な下町ボブスレーではないそうですね。

2013年の衆議院でのアベちゃんの施政方針演説で下町ボブスレーを引き合いに出してモノづくり日本の象徴みたいなことを言ったり、そっち系の教科書にもアベちゃんがソリに乗ってる写真付きで掲載されているのもあって応援団が騒いでいるようです。
韓国も自国のヒュンダイ製を使っていたけど性能がいいのでラトビア製に変更したそうですし、ラトビアボブスレーはいいんですね。
やくみつるラトビアにわざわざボブスレーを乗るために行ったと言ってました。ホッケーとボブスレーが国技なんだそうでレベルが高いみたいです。
輸送トラブルで届かなかったので急遽ラトビア製に乗ったのいうのが採用のきっかけらしいですけど、1月の検査で2回不合格だったそうで、それを日本側は小さなミスなのですぐに対応できると答えたと新聞に載ってましたが、使う方にしてみたら失格になったらたまったもんじゃないので使ってオリンピック出場を決めることができたラトビア製を使うという心理や理屈は自然のように思います。

スポーツ選手がシューズや道具をよく変えていることって誰でも知っていることですし、そこに採用してもらおうとメーカー間の熾烈な競争があることは素人にも容易に想像できます。例えばジョコビッチがウェアをユニクロからラコステに変えましたが、ユニクロが訴えたなんてニュースは聞いていません。
違約金を持ち出すのもちょっと逆ギレなんでないかという気がします。

だったら最初からちゃんと義務の履行しておくべきだったんでないですかね。ツッコミどころが結構あると思います。

贔屓の引き倒しというか、確かに下町工場の製品が世界へみたいな話は感動するけど、よくほじってみるとそうでもないし、日本の技術が世界一ってもう過去の話だから、採用されなかったことは残念ですが捲土重来を期すということでいいのでは?

それがお得意の美しい日本人の姿ではないでしょうか。

↓ジャマイカ&ボブスレー→クールランニング。あまりにも短絡的な私の発想。

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