桜田大臣について考える

先週の林真理子の文春エッセイで桜田大臣のことは笑えないというくだりがありました。
バ行とパ行をごっちゃにしてしまうということで、 書き言葉はかなり注意を払うけど喋るときは聞いてる人が修正してくれるだろうとも。


林真理子も例に挙げてましたが、 キャンパスとキャンバスは私の中ではかなり危ない部類に入ってい て、言う前に絵を想像してから次の段階に進んでいた気がします。 若い頃は語彙が少ないのは思い浮かべる例もないくらい経験が少ないから当然ですけど、 年をとってからの間違いは耳に関係している気がします。 キャンパスノートって今もありますけど、 学校のキャンパスを指してると思いますが結構抽象的な感じですよ ね。キャンパスライフとか。絵に描けないわ。


桜田大臣はそうではなく、「レンホウ」 と濁っていないのに濁ってそれをさらに破裂音にしたから( 一気に破裂音はあまり考えにくいけどそうかも) だいぶ重症な気がします。

 

街頭インタビューでお年寄りを対象としたものはテッパンですが、 みなさんは当然若い頃があってその時はああではなかったはずだか ら、人は皆そうなってしまうのだと思います。
永六輔がいろいろな人の言葉を集めた本で『無名人名語録』 というのがあるんですけど、その中に「子供笑うな来た道だもの 年寄り笑うな行く道だもの」 というのがあったのを思い出しました。

コクヨ キャンパスノート B5 A罫 100枚 ノ-10AN