児童と学童

全く個人的な話なのですが、いわゆる放課後の学童(学童保育?)というものがなかったので、おっさんになるまで学童という言葉の存在を知らずにいました。

以前住んでいたところの近くに夕方通ると子供が集まっている施設があって、それがそうだと教えてもらってからです。

今は私が通っていた小学校でも学童があるようですが、一度気になるとやたら目につくので「児童じゃダメなのかな?」と思って調べてみました。

新明解国語辞典(ちょっと古いけど五版)によると、

児童:(小学校に在学する)子供

学童:小学校で学ぶ児童

とあり、おなじじゃんと思うのですが、

大辞林(二版)だと

児童:身体・精神ともにまだ十分に発達していない者。普通、小学校に在学する者を指すが、児童福祉法では十八歳未満の者をいう。

学童:小学校の児童。小学生。

と、指すところはどっちも小学生のことだからわざわざ言い換えしなくていいんじゃないかなって気がします。

これの類語では生徒・学生がありますが、今回は児童と学童の違いなので機会を改めて考えようと思います。