白鵬の勘違い

「日馬富士と貴ノ岩を再び土俵に上げてあげたい」とか「相撲の神様に認められたから40回の優勝があった」とかいうのはそれぞれ行為の主体が違っていると思います。

↓日テレGoing より。音声では「あげたい」と言っていたのになぜか字幕は「やりたい」になっていましたし「相撲の神様」のくだりはカットされていました。TBSのS1の字幕は音声通り「あげたい」でした。当たり前か。

白鵬は横綱であるけど一力士の立場なので日馬富士や貴ノ岩どどうこうできるような権限はありませんし、認めたかどうかは相手が言うことであって対象である本人がいうことではないのではないでしょうか。

「膿」だって、白鵬はジャッジではないんだからそれを決めるというか善悪の判断をしてはいけないと思うのですが。

個人的には番付下の力士が格上力士に対してやらない(できない)張り差しやカチ上げなど汚い手を使って積み上げている勝ちなので、そんなもの神様どころかまともな相撲ファンなら誰も認めないと思うのですけど。

そういうインチキ(と言ってしまおう)をしないで15日間相撲を取って欲しかったなあ。

そしたら見る目が変わったのですけど。

↓結びの取り組みでも張り差し。画面右が白鵬です。

インタビュー後はなぜかバンザイ。反省してしんみりすべきでは。

最近よく言われるけど、観客の質の低下もあると思います。手拍子で応援とか、こういうところでみんなでバンザイとか。

ブームになるとなんでも質が落ちてしまうのって仕方ない気がしますけど。