栗の鬼皮むき
パッキンを替えることにより圧力鍋が本来の実力を発揮できるようになったため、調子に乗ってたくさん栗を煮てしまいました。
瓶の王冠を栓抜きで開けることを覚えてビール1ダースを全部開けてしまった頃とやっていることは同じ気がします。
今大量にあるのが小粒品種なので鬼皮むきの数だけが増えて弱っています。
(今回は全て栗を茹でてから剥いています)
毎晩内職のような感じでやっているのですが、割と単純作業なのでやっている時はいろいろ思うことがあり、思索するのに向いている気がします。
(あくまでも素人なのでプロの方から見たらチョロいことを考えていますが)
圧力鍋を火から外してしばらくしてからの栗は皮が柔らかくなっているので作業しやすいものの、熱いので素手ではできません。プロはおそらく素手でやりそうですが。
別のやり方は、茹で終わったものをさらに1日水に浸けておくことで皮が柔らかくなって切りやすくなるというものです。これはなかなかいいやり方でした。
どっちの場合もつまづいた点が、栗が小さいので皮を剥いている途中で中身が割れてしまってなかなか丸ごときれいな実のままの完成品ができないということです。
茹でると柔らかくなるので、握ったり切ったりする際の力を加減しないと割れてしまうのはもともと栗の実自体が2つのパートからなっているせいもあり、余計にそうなる傾向があります。
これを避けるには生栗の時に皮を剥いてから火にかけるというのがいいのかもしれません。
崩れてしまってもすり潰すタイプの中津川風にはいいのですが、栗ご飯や姿煮の栗きんとん(おせちタイプ)やマロングラッセなどには使えないので、料理人やお菓子屋などプロの方はどうやっているのか知りたいと思いました。
とは言ってもせいぜい100個くらいしか剥いていないでこんなことを思っているのですが、数を重ねるとまた違った境地に行けるのかもしれません。
そして今夜も栗を剥きます。
↓これも持ってるんですが。