豆腐
豆腐と納豆は字が逆なんでないかという人がいます。
確かに豆腐は豆を納めるという感じがしますし、納豆は腐らせる(正確には発酵ですけど)ので入れ替えた方がそれぞれしっくりくるけど、今さら無理というか慣れる頃には死んでそうです。
生きているうちにそうなりそうなのが豆腐の常温販売だそうで、実現へ向けて検討段階に入ったと先日報じられていました。
製造段階での衛生管理や包装技術が飛躍的に向上し、実はもう大丈夫な状態らしいですが(日本では森永や里の雪というところが作って輸出しています)。
もしスーパーで今まで買っている豆腐の横にワゴンに積まれた常温豆腐があるとしたら、習慣で培われた感覚もあるので今までの方に手を伸ばすと思うのですが、常温豆腐を作っているところの中の人の間では常温豆腐の方がおいしいのは常識と知り驚きました。
スーパーで売られている豆腐のパッケージは光も酸素も通すので、出来上がった次の瞬間からだんだん劣化していっているそうで(こういう書き方をするのは食欲がなくなってしまいますが、もちろん食べられないほどになる訳ではなく下降線をたどるくらいのイメージということで)、常温豆腐はパッケージ(光や酸素を通さない紙パック)の中に豆乳を入れ、そこににがりを打って固めるので出来たてピークのまま保存されているから理論上もおいしいようです。
そういえばこの間やっていたガッテンの豆腐特集でも、豆腐屋のご主人はいつも出来立てを食べるから店に並んでいるものは食べないと言われてました。
森永の豆腐は基本的には牛乳などと同じ宅配扱いで、ご近所の販売店に聞けば大抵取り扱いされていると思います(Amazonは送料がかかるとこしか出店がありません)。
Amazonレビューは豆腐がなかなか手に入らない海外在住者の方も書いておられて、好評のようです。
森永のHPによると、290g/丁×6で税込939円が希望小売価格でした。
私も買いましたが、販売店によって若干異なるようです。
↓森永も「腐」の字は使いたくないようです。なんせ口に入れるものですからね。よく「豆富」としているとうふ屋さんも見かけますけど。